トヨタのユニバーサルデザイン展示場
ユニバーサルデザインに力を入れているトヨタが、「メガウェブ」内に常設の展示場「ユニバーサルデザインショーケース」をオープンさせています。
◆老若男女に生活提案 トヨタがUD商品400点を常時展示
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/art-20040420220205-SAGIFFIZZJ.nwc
◆不思議なデザイン?なるほど・・・トヨタ・ユニバーサルデザイン・ショウケース
http://www.business-i.jp/news/top-page/topic/art-20040430220917-JFILJXRGPF.nwc
この「ユニバーサルデザインショーケース」では、トヨタの製品だけでなく他のメーカーのUD製品(自動車以外)も展示しており、特に松下電器は専用コーナーに説明員を配置して、斜めドラム式洗濯乾燥機や音声ICタグレコーダ等を紹介しています。
クルマのユニバーサルデザイン紹介コーナーはさすがに充実しており、車高による乗り降りのしやすさの違いや、インパネの視認性などを体感できるようなコーナーなどがあります。もちろん、トヨタUDのフラッグシップモデルである『ラウム』も展示してあり、ゆっくり眺められます。
私が一通り見学して感じたことは、「モノ」が多いなということでした。入り口の脇には様々な形状のイス、メインの車のコーナーにはハンドルやシフトレバーやインパネ、そして反対側の壁一面には“エルゴノミクス”的なデザインの文房具や台所製品が展示されています。
しかし、そういったアウトプットに到達するまでのプロセスや中間成果物に関する展示はほとんどありませんでした。(※何枚かパネルはありましたが、例えば反復デザインで用いたモックアップの展示などは見当たりませんでした。)そのため、一般の人は「UD=造形」という概念を持ってしまうと思います。
UDの本当の価値は、展示されているような「モノ」ではなく「プロセス」であるということは、トヨタはよく分かっているはずなのですが、残念ながらその最も重要なポイントは伝わってこない内容でした。
【参考情報】
(1)トヨタ ユニバーサルデザインショーケース
http://www.megaweb.gr.jp/Uds/index_nofla.html
ユニバーサルデザインショーケースのサイトです。なお、このサイトには“ユーザビリティ問題”がありますので、近々コラムで取り上げるつもりです。
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