日本のユーザビリティ・カンパニー
NPO人間中心設計推進機構が『人間中心設計(HCD)専門家』の認定制度を4月に始めました。その第一期認定者の一覧(119人中の115人分)が公開されています。
ちょっと強引な分析かもしれませんが、上記の認定者を企業グループ単位にまとめてみました。同じ企業グループ内に複数(2人以上)の認定者が在籍しているのは以下のとおりです。
| U'eyes Design | 20 |
| 富士通 | 13 |
| 日立 | 13 |
| IBM | 9 |
| 沖電気 | 5 |
| NTT | 4 |
| ソシオメディア | 4 |
| コンセント | 3 |
| イード | 3 |
| ソニー | 3 |
| リコー | 2 |
| ビクター | 2 |
| USOL(ユニシス) | 2 |
ベスト3は「U'eyes Design」「富士通」「日立」です。「U'eyes Design」はダントツの1位と言えそうです。
SIベンダー系という視点で見ると「富士通」「日立」「IBM」、そして「沖電気」「NTT」「USOL」と続きます。ただ企業規模(総従業員数)から考えると、必ずしも「ユーザビリティに力を入れている」企業であるとは言い難いかもしれません。「NEC」が1人だけというのは予想外でした。
コンサルティング系では「U'eyes Design」がダントツで、「ソシオメディア」「イード」が続きます。妥当な印象を受けましたが、業界の老舗である「ヒューマンインタフェース」の名前が見当たらないのは残念です。
ウェブ系では「コンセント」が孤軍奮闘しています。「ヤフー」「サイバーエージェント」などにそれぞれ1人ずつ認定者がいますが、本来、この業界はUX系の人材が豊富なので、来年以降ぜひ認定を受けて欲しいですね。
電機メーカー系は「ソニー」「リコー」「ビクター」に2~3人ずつ在籍している程度です。「富士ゼロックス」「キヤノン」「オリンパス」「カシオ」「東芝」「クラリオン」はそれぞれ1人ずつです。家電やOAは日本のお家芸なので、もっと認定者がいてもおかしくないのですが。。。
大学(専門学校含む)関係は合計しても6人だけでした。「ユーザビリティを教える人」がそもそも少ないのですね。
なお、日本人間工学会の『人間工学専門家』の中にもユーザインターフェイスやユーザビリティの分野で認定を受けている人が数十名います。これらの人たちも、HCD専門家と同様の活動を各組織内で行っています。
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